2007全日本レポート

7/27~29に秋田県男鹿市男鹿マリーナで開催された全日本選手権のレポートをお届けします。
ノーマルリグは関東支部の廣瀬さん、SRは九州支部の蛭田さんです。それではどうぞ!

★ノーマルリグ優勝 関東支部 廣瀬一貴さん★

最初に、原稿の締切りを1週間近く過ぎてしまい申し訳有りません。平日はほぼ終電近くまで仕事しているので疲れが・・・
そんな事は置いといて今回のレースレポートという事ですが、トライアルレースも含め、晴天・雨天・微風・中強風といろんなコンディションが味わえた3日間
でした。
大会を通して風がよく振れ、1上までの当たりコースが2上では通用しない、そんな難しく恐ろしいレースだったと思います。真ん中の海面を使って冒険をせずに
細かい振れ・ブローを掴んでコツコツと・・・レースを重ねるうちに、冷静にセオリーを守って走ることができました。それが成績表にも反映されていると思います。

レースだけでなく、観光地・男鹿を満喫する事ができたのも今回の大きな収穫です。今回、材木座フリートからは5人という少数精鋭でしたが、レースの合間に
稲庭うどん、ババベラアイスを初めとした地元の名産品をたらふく食べつつ、なまはげ館、ゴジラ岩など観光地を巡りに巡り、仕事・徹夜の運転の疲れも吹っ飛
ばして遊び倒し、「遠征」を満喫できました♪

大会期間中、一番ゲラゲラ笑っていたのは間違いなく材木座フリートでしょう。
ただ、残念だったのは例年に比べ参加数が若干落ち込んでしまった事でしょうか。開催地・夏休み(=家族サービス)という条件もありましたが、今回参加でき
なかった人は本当に損したと思います。(個人的には去年の江ノ島全日本より6倍くらい楽しかった)

とは言っても、選手あっての大会、選手あっての協会です。参加人数が少なければそれだけで盛り上がれませんし、競技レベルも上がりません。今回私が勝つの
も嬉しさ半分、正直ちょっと微妙です。強風吹かれたらアウトでしたし、1度も永井さんに勝ったことないですし。

来年の全日本は今年の倍集めて、今年の3倍切羽詰ったレースが楽しめればなぁと思います。それまでに更に腕を磨きつつ、仲間を集めてシーホッパーを盛り
上げていきたいです。

最後に、触れ回る風、深い霧の中運営をして下さった秋田県セーリング連盟の皆様を始めとした関係者の方々、楽しいレースをありがとうございました。また宜しくお願い致します。

★SR3位 九州支部 蛭田香名子さん★

大会運営のみなさん、選手のみなさんお疲れ様でした。琉球大学ヨット部、蛭田香名子です。まわりにまわって私のところにレポート依頼が送られてきましたので、さくっと書こうと思います。

私はシーホッパーに6年ほど乗っていますが、私の中で今回が初めてカートップでの遠征でした。東京から10時間。秋田は遠いです。

さて大会はといいますと、去年24位の私としてはびびりながらのスタートでした。結果的に悔しいところもありますが3位に入賞できて嬉しいです。大会は全部で4レース行われました。7~8メートルと吹いたレースもあれば2~3メートルの風もありなかなか楽しいレースでした。

SRにとって超ヘビー級の私としては7~8メートルのコンディションでもっとレースをやってもらいたかったです。レセプションでは豪華な食事がでてきて、初めてハタハタを食べたり、腕相撲大会などをやったりと楽しかったです。私は腕相撲の代表にならなくてよかったと観戦しながら思いました 笑。

大人の争いは、、、すごいですね~。でもこんな争いができるのも、高校生から大人まで集まるシーホッパーの大会ならではですかね?沖縄からの参戦となるとどうしてもチャーターが必要となりますが、可能な限り参加したいと思っています。また来年もよろしくお願いします。