三保ミッドウィンター2026大会レポート

シーホッパーシーズンの開幕を告げる、毎年恒例の三保ミッドウィンター2026が、1月17日(土)、18日(日)の両日にわたり、北は日光中禅寺湖、長野諏訪湖など、西は大阪、琵琶湖などから36艇もの参加を得て盛大に開催されました。

今回もシーホッパーはもちろんのこと、OP、アクアミューズ、モス、ILCA、RSA、470、420、テーザーと多種多様な艇が入り乱れて、両日共晴天にくっきり浮かび上がった富士山をバックに、華やかで、楽しく、そしてちょっと熱いレースが繰り広げられました。

1日目は、開会式の後、強風予報に反して3~4メーターの微軽風でスタート。
シーホッパーなど23艇参加のその他クラスは、清水ヨットスポーツ少年団出身で、現在は東大ヨット部で470に乗っている太田が、スタートから独走態勢で、そのままフィニッシュ。金田、杉山、山本、中溝といった地元三保勢が続くという展開でした。今回初めて参加していただいたOPクラス、常連となりつつあるアクアミューズクラスも、仲間うちで、楽しいレースを繰り広げましたが、モスは残念ながら、飛べませんでした。

その後、強風を予想して海上待機したのですが、結局グルグルと回る不安定な風に翻弄され、残念ながら、この日はこの1レースのみで終了となりました。
夜は、町一番の大型商業施設のエスパルスドリームプラザ内のレストランで、食べ放題・飲み放題のパーティー。私山本の司会で、皆さん大いに食べて飲んで、一部踊って?楽しい一夜を過ごしました。

2日目は、微風予報でしたが、朝から北東の風がほどよく入り、結果的に、その他クラス、OPクラス、アクアミューズクラス共この日だけで5レース、合計6レース実施することが出来、モスクラスも3レース実施出来ました。
その他クラスは、熾烈な地元三保勢のバトルを金田が制し優勝、杉山が続き、前日1位の太田は3位となりました。(私山本はUFDとかやらかし6位)
4艇参加のアクアミューズクラスは、日光中禅寺湖から参加の山本が、オールトップでぶっちぎり優勝!。初参加のOPクラスも4艇参加のうち、三重の津から参加の松浦君が優勝。5艇参加のモスクラスは、地元三保の杉山が制しました。

閉会式では、入賞者以外にもたくさんの賞品が、ほぼ全員にふるまわれ、選手、スタッフ、保護者など全員が、お互いに手を振りながら家路についていきました。
主催者側としては、「とっても楽しかったので、来年はもっと仲間を誘って来ます!」の一言が本当にうれしかったです。

皆さん、ありがとうございました!

中部支部長 三保フリート 山本浩資

2025シーホッパー級全日本大会レポート(B&G相良海洋ク 水野 本)

STDクラスで2年ぶり4回目の優勝をさせて頂きました。
昨年は4連覇が掛かったプレッシャーの中、大事なところでミスしたりと、すごく悔いが残る全日本でした。
そこで負けるというのは走りに自信がないという結論に至り、今回の全日本までには練習しまくりました。

三保フリートの誰よりも長く海に出て、ひたすら走りに磨きをかけたことで、上りに関しては誰にも負けないレベルになれました。

ただ第5レースでは、明らかに右海面が良さそう。でもシグナルボート付近は混むと予測し、敢えて攻めずに真ん中のやや上目からスタートしましたが、中々右に返せずで、右海面に展開した時には既に手遅れで1下までは13番くらいでヤバいなと今大会で一番焦りました。それでも上りのスピードは良かったので、前集団の動きを見て、右に行きすぎてもイマイチ。左はもっとダメだなということで真ん中付近で降りてくるブローで振れタックを続け、そのおかげで4番まで上がるとこができました。

ここで少し、私のクローズホールドの特徴です。
メインシートはトラベラーブロックからブームエンドブロックまでが20cmくらい出してスピード優先です。ただし新し目なセイルの場合です。ある程度使って伸びてきたら、もう少し引き込みます。
アウトホールは出し気味で。
今回のチョッピーな波の海面ではややヒールさせます。
今回はブローが入った時と抜けた時の差が大きく、ブローが抜けた時は普通にハイクアウトするとアンヒール気味になり、下のハイクアウトベルトを後ろ足にかけてハーフハイクアウト?のような感じにしたりと、都度変わる状況によって自分にとって楽にセーリング できる体勢を作ることが大事です。
ちゃんとハイクアウトする時は、ハイクアウトはほどほどに、メイントリムを重視して走ってます。

今回の全日本を通じて、やはり自分に自信を持つことが大事だなと感じました。
それだけでレースがすごく楽になります。
ただここまでこれたのは自分の力だけではありません。
三保フリートは全日本優勝者や入賞者だらけです。このメンバー達と一緒にできる環境だからこそ、自信となりました。三保フリートのメンバーに感謝です。
また、毎週末練習ばかりで、文句も言わず送り出してくれていた妻と娘に感謝です。
(優勝しなかったら何言われるか分からないので唯一のプレッシャーだったかも笑)

最後に、シーホッパークラスを維持して頂けている事務局、各フリートメンバー、全ての関係者の方々のおかげで第50回という記念すべき全日本が無事開催されました。
改めて感謝申し上げます。
シーホッパーが更に盛り上がるように微力ながら私も尽力して参りますので、今後ともよろしくお願い致します。

前人未到の4連覇、最多優勝8勝を目指します!!
では、また来年の富山開催全日本でお会いしましょう!!

全日本シーホッパーMRレポート(諏訪湖 井上航希)

今回の2日間どちらもふれることを除けば乗りやすい風が吹き、レース日和でした。

1日目は頑張ってSRについて行くのを目標に頑張っていました。

スタートはとりあえずラインが広いので第1線で出ることを意識し、クローズではローパワーとシーホッパーの波を切って走れるのを活かしめちゃくちゃ前に乗ってハイクアウトをしました。するとSRになんとかついていくことができました。

2日目の1レース目は風が中風くらいだったのでどの艇も離れずに自分も艇団についていくことができて嬉しかったんですが、2レース目は風が落ちた上に外れたコースを走っていたのでトップからかなり離されてしまいました。

結果は今回の2日間なんと、良いのか悪いのか1艇しかいなかったのでどちらもオールトップでした。また表彰の際、賞状に加え、初めて寄木細工のトロフィーにレジンアートのトロフィーをもらえて嬉しかったです!さらに中2で全日本1位を取れたのでよかったです!

今回の大会の運営をしてくださった皆さんありがとうございました。とても楽しいレースになりました。ありがとうございました!

第34回シーホッパーSR全日本選手権レポート(諏訪湖 井上瑶)

11月15・16日の2日間、日本ヨットの聖地である神奈川県江の島を舞台にシーホッパー各クラスの熱戦が繰り広げられました。

私はシーホッパーSRで出場させていただきましたが、体格が大きいこともあり、多くの方からなぜレギュラーではなくSRと突っ込まれましたが、実はこのSRクラスは私が初めて乗ったヨットであり、ヨット人生の原点とも言えるヨットなので、これまでのヨット人生を振り返り、原点回帰してみようという思いでエントリーさせていただきました。

 最後にSRで出場したレースが2002年3月に浜名湖ヤマハマリーナで開催されたJMPFジュニアチャンピオンレガッタに高校2年で出場し、SRだけで80艇以上の参加がある中で総合6位入賞して以来の大会でした。

 実は今回が初の全日本であり、当時所属していた唐津西高ヨット部は周りの選手のレベルが高すぎて、部内選考を突破することすらできずに全日本参加できなかったため、今回23年越しの初出場となりました。

 大会初日、北東の風8~10knotの陸風で振れと強弱がある海面で順調に4レースを実施、久々のシーホッパーSRであったので走らせながらコントロールロープをいろいろと調整し、最終的にはパワー重視の深め設定で、クローズはメインを出してスピード重視で他艇より前に出る意識で走らせるようにしました。
 第1レースはスタート後、左奥まで伸ばし、左奥にある陸の影響で左にシフトするブローを使って1マークトップ回航、ランニングではブローを意識し、2上は後続艇をカバーしながらトップでフィニッシュすることができました。
 第2、第3レースも同様の展開でスタート後、左海面からブローを意識したコースで続けてトップフィニッシュ。第4レースは徐々に風が上がり、右海面からブローが下りてきていたため、スタート後は右海面に伸ばし、右シフトでタックし、上マーク付近は引き続き左シフトが入るため、振れタックで後続を引き離し、4レースすべて1位で走ることができました。

 初日は夕方から選手総会があり、各大会の開催地の選考、ルールについての議論、シーホッパーを持続可能なものとしていくための熱い議論があり、改めてシーホッパーへの熱い思いを感じることができました。選手総会後はレセプションパーティを開催してくださり、美味しい食事をいただきながら各フリートの選手の方々と懇親を深めることができました。

 2日目は微風予報でレースができるか心配でしたが、そこはやはり江の島、予報に反していい風が入り始め、途中で風が落ちる場面もありましたが、予定どおり2レースを実施。2レースともに右海面のブローと振れを意識しながらのコース展開で、理想のコースを引くことができ、続けて1位フィニッシュで終えることができました。結果としてオールトップで優勝することができましたが、予想外の出来過ぎの結果で自分が一番びっくりでした。そしてMRで出場した息子の航希と親子優勝することができ、とても感慨深いものがありました。

 終わりに、大会開催においては江の島フリート、藤沢市ヨット協会の皆様をはじめ、多くの方々のご協力のもと、大会運営にご尽力いただき、第50回記念大会にふさわしい素晴らしい大会でありました。深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

シーホッパー全日本選手権第50回大会に寄せて

2025年11月25日
シーホッパー協会事務局 弥久保金恵

私が協会事務局を引き受けたのは国体からシーホッパークラスがなくなった翌年2015年からです。
あれから10年あっという間のような気がしますが、ここまで来れたのも全国にいるシーホッパーフリークの皆様のお陰です。
今回第50回記念大会を迎え、貝道会長から事務局の私に優勝者と同じ箱根寄木細工で作られた
トロフィーを頂いたのは予想していなかっただけにうれしい気持ちでいっぱいです。
これからまた第60回に向けて皆様とともにシーホッパー協会を盛り上げていきたいと思います。

次の60年に向けて選手総会時に良いアイディアが出てきました。
浜名湖の望月哲さんからシーホッパースループ艇の提案です。
この仕様は実は10年前くらいから浜名湖の箕浦実さんが色々なアイディアを駆使しオリジナルで改造を重ねてきた仕様の一部です。
他にはスピン仕様、ハイクアウトデッキ等々
偶然岡山の鷲羽フリートの皆さんも全く同じようなアイディアを形にして以前シーホッパーフリークに動画を投稿してもらったことがあります。
今回江の島に実艇を持ち込み皆さんに見てもらったのは非常に良かったと思います。

選手総会でも提案されましたが、来年の富山の全日本時にオープンクラスでスループ艇を採用出来たらと考えています。
シーホッパーを楽しむアイディアをこれらも皆さんで考えていこう
アイディア大募集!

2025選手総会議事録

日時: 2025年11月15日 PM5-6時
会場: 神奈川県藤沢市 江の島ヨットハーバー
出席者: 貝道会長 金田理事長はじめ大会参加選手全員出席

〇今年度開催報告
西日本選手権開催
日時: 6月14-15日
会場: 滋賀県大津市 ヤマハマリーナ琵琶湖
    琵琶湖の若手5名が参加しフレッシュな顔ぶれで大会が盛り上がった
    チャーター艇があれば全日本も参加考えたいとの意見があがった。

〇来年度以降全日本、東西日本選手権 開催地
2026年度
富山県連から全日本選手権大会誘致が来ており、日程も指定されている
話し合いの結果受け入れることに決定
日時: 2026年11月6-8日
会場: 富山県射水市 新湊マリーナ
    地元に射北中学校ヨット部がありSR.MR.ミニホッパークラスの参加が見込まれます
2027年度  西日本地区で検討
2028年度  浜松市 浜名湖

2026年度
・東日本選手権
 5月連休に愛知県蒲郡で開催される海陽カップに組み込んでもらえるか検討
・西日本選手権
 芦屋、高松その他で検討

・三保ミッドウインターレース開催
日程:2026年1月17-18日
 会場:静岡市清水三保

〇ルールディスカッション
・ルールの見直しについて
・望月副理事長からシーホッパースループ艇を自作し全日本にオープン参加を認めては
・自作データーをホームページにUPし各フリートで自作してもらう
・スループ艇自作実績 浜名湖F箕浦実さん 鷲羽F明石さん他メンバー

・福岡F黒田さんから
今後供給が危ぶまれる純正部品は市販品で代替え出来る体制を考える必要がある
今後事務局がヤマハ、オクムラボートさんと話し合い状況を共有して対応を考える

・シーホッパーとスナイプクラスのスクラッチレースを開催しては
 情報をホームページへUPする