第44回シーホッパー級全日本選手権大会・第28回シーホッパーSR級選手権大会開催報告(その2)

報告者: シーホッパー協会本部事務局 弥久保
期日: 4月28日~29日
会場: 高知県香南市夜須町 香南市マリンスポーツセンター

九冨理事長から夜のパーティはほんとにびっくりするよ、言われていたので期待して陸上へ帰着した選手たちからは2レース目出来て良かったねと、声を掛けられほっとしました。
パーティの前に選手総会の準備へ、SH協会用に会議室を1部屋貸し切りにしてもらって助かります。
選手総会議事録は後程別紙へパーティは予定通り夕方六時から開始写真のように艇庫内に机を用意、広場にも机と、食材が所狭しと並べられ、特産の貝を焼く香ばしい香りや焼き肉の匂いが!
みんな目指すはまずカツオのたたき!、採りたてシイラの刺身! 美味しかった-!!
パーティ担当は地元小中学生から高知大学ヨット部の学生、父兄の皆さん、すごい人数途中余興もあり、大盛り上がりのパーティ!!
香南市の皆さんすべてが本当に美味しかったです!  ありがとうございました!!

翌29日
選手の皆さんは前日の二日酔いも表情には出さず、元気に出艇私は表彰式の準備があるのでこの日は陸上勤務。レースコンデションは、晴れ、風向190度から徐々に振れ165度、 風速は上がらず1mから3m弱。しかし昨日のような風待ちもなくお昼までに4レース実施!
選手、運営ともども昨夜のパーティで一体感が出たお陰!?

シーホッパーSTDクラス優勝は 福岡県 黒田武士選手、“20数年ぶり2度目の優勝”、2位は昨年の国体選手、南原健一選手、3位三保F水野本選手
SRクラス優勝は2年振り 材木座F小林紫帆選手、SRここ数年女性が優勝、男性陣も頑張ろう。2位は高松商業高校、石田穂乃香選手、3位三保F藤巻みちる選手。
他各マスターズクラスの表彰の後、恒例のマリン用品&うなぎパイ争奪じゃんけん大会で幕を閉じました。

大会を終えて受施設の責任者でもある井土レース委員長には、昨年全日本を終えた秋頃から打ち合わせを繰り返しさせていただき、最終的に竜馬カップとの併催を受け入れていただき本当にありがとうございました。
またレース運営をしていただいた高知県セーリング連盟、パーティを担当していただいた香南市民の皆様本当に楽しい2日間でした、ありがとうございました。
シーホッパーセーラーの皆さん、来年は今度は竜馬カップにエントリーしてまた坂本龍馬に会いに行こう!

待ちに待ったパーティスタート!
待ちに待ったパーティスタート!

 

 

 

焼肉も美味しかった~!
焼肉も美味しかった~!

 

 

 

名前を忘れたけど特産の貝の蒸し焼き
名前を忘れたけど特産の貝の蒸し焼き 

 

 

 

焼いた肉を取り分けてくれた元ミス高知の奥様方~
焼いた肉を取り分けてくれた元ミス高知の奥様方~

 

 

 

夜が更けてさらにお酒が進むのでしたー
夜が更けてさらにお酒が進むのでしたー

第44回シーホッパー級全日本選手権大会・第28回シーホッパーSR級選手権大会開催報告(その1)

報告者: シーホッパー協会本部事務局 弥久保
期日: 4月28日~29日
会場: 高知県香南市夜須町 香南市マリンスポーツセンター

今年の全日本選手権は高知県セーリング連盟の全面的なご協力を頂き、高知県香南市で毎年開催されている竜馬カップと併催開催で行われました。
四国の太平洋岸ということで、黒潮洗うラフなコンデションを想像していたけど、土佐湾の一番奥まった場所なので到着した27日は風も波も穏やか。

27日はレース委員長をやっていただく井土さんと打ち合わせ、SH協会の事務局設営等々作業の傍らスロープ付近を見ると福岡の黒田選手がただ1隻艤装をして出艇練習に向かうのが印象的でした。

28日(土)
ハーバーに行くと前夜から早朝に到着したシーホッパーが何隻か船を降ろしています。
開会式が開かれる広場に前日にはなかった、“坂本龍馬の銅像”が!!
開会式で香南市の代表の方が、坂本龍馬がまた脱藩してこちらに来ましたと。
坂本龍馬まで歓迎してくれるとはホスピタリティあるなあ。

エントリー数はシーホッパーSTDクラス15隻、SRクラス11隻 合計26隻
もちろん往時のエントリー数には遠く及ばないけど、昨年の浜名湖よりも数隻増えている。
やはり地元四国からエントリーが増えたのが要因。
これからも全国を回り地道に地元の掘り起こしを狙っていきましょう。
本来の竜馬カップのエントリー数はディンギークラス32隻、ビギナークラス7隻 総数は66隻のビックフリート!

開会式のあと午後からレース開始。
ハーバー付近は4,5mの風が吹いていたので、選手、スタッフ共緊張気味に出艇していったけど、マークボートで出艇していった私も海面に着くと先ほどまでの風はなく、南寄りの風2、3m。結果的にこの日の第1レースの風が大会中最高風速の3m。
シーホッパーSTD,SRクラスが一緒に最初にスタートし、その後ディンギークラスのスタート。
第1レース1上、みなハイクアウトして目指すが細かい風の振れに悩まされている様子。
2上では風も落ち風の振れ幅もさらいに大きくなり、実力の発揮どころ。
このレーストップはSTDクラス、三保F水野、南原、九冨選手と続く。 SRクラスは四国高松F高校1年生鶴本優士、小林紫帆、石田穂乃香選手と続く。

第2レース頃にはさらに風も落ち振れも大きくなり、スタートでは2回のゼネリコのあとしばらく風待ち海上待機。夕方4時頃ようやく風が吹き出し、第2レーススタート、風向220度風速1.5m。この微風のレースを制したのはSTDクラス黒田選手、SRクラスは小林紫帆選手。
運営の高知県連の皆様本当にお疲れ、ありがとうございました。
選手たちは風待ちの間も透明度の高い海面と土佐の景色を堪能していたようでした。さあこの後は楽しい地元食材を使ったパーティだー!
その2へ続く

※画像クリックでちょっと大きくなります。
会場の香南市マリンスポーツセンター(元高知国体開催地)
香南市マリンスポーツセンター1香南市マリンスポーツセンター2

 

 

 

竜馬カップパンフレット & 竜馬像~!!
竜馬カップパンフレット竜馬像~

 

 

 

貝道会長ありがとうございました。
貝道会長

 

 

 

左奥の司会進行役は中学生セーラー! 参考にしましょう!
左奥の司会進行役は中学生セーラー

 

 

 

2018全日本(4/28-29 高知県香南市)

2018.3.11 大会WEBサイトを公開しました。

会場最寄りの宿「海のやどしおや宿」の空室が無くなりそうなため、4/28の以下の部屋を押さえてあります。希望者は直接海のやどしおや宿さんへ電話をしてください。
・8畳和室―4人部屋  2部屋
・大広間―20人部屋  1部屋
電話の際シーホッパー全日本参加者と伝え、朝食等の希望も伝えてください。

レース公示(リンク修正済)
龍馬カップレース公示
龍馬カップ参加申込書
龍馬カップ添付資料

三保ミッドウィンター2018レースレポート

富士山をバックに2004年から始まった本大会も今年で15年目を迎えました。

15年も続いているのは、全国各地が凍える1月に、ぽかぽか陽気で海水温度も高く、更に世界遺産の富士の霊峰を眺めながらレースを楽しめるアットホームな大会だからでしょう。

東海大学海洋水族館の大水槽今年も峰に雪を着飾った霊峰富士はクリアに見えましたし、東海大学海洋水族館の大水槽前でのパーティー、風待ちでのお汁粉サービス、最終日にはうどんサービスと参加者のハートを魅了したのではないでしょうか。

そして、表彰式での毎年恒例のビック景品のジャンケン大会も盛り上がりました。

老いも若きも、レーサーも運営スタッフも楽しめる大会であったかと思います。

毎年、工夫を重ねておりますので、2019年もお楽しみあれ!です。

レースレポートでしたね、レクレーションレポートになってしまいました。

大会は、4クラス、総勢42艇の参加により、4レース(カット無し)が取り行われました。

モスには弱めの微軽風軽微風でのシリーズとなり、モスの皆さんには少々大変でしたが、優勝者はさすがのメンバーでした。

シーホッパークラスは杉山武靖さん、SRクラスは小林紫帆さん(ラジアル)、モスクラスは後藤浩紀さん、OPは高橋果乃子さん、海をこよなく愛する方々でした。

シフティーななか、コツコツとブローを拾いながら、そして大きなシフトを把握しながらのレースの組み立ては、皆のお手本となったでしょう。

小さな海面なのでその様な熟練者のセーリングを近くで見れるのも本大会の魅力ですね。

優勝された4名の方、そしてマスターズ優勝の浅井一省さん(シーホッパークラス)、渕上渡さん(SRクラス)もおめでとうございます。

また来年、お待ちしていますのでお仲間とともにご参加願います!

written by 三保フリートキャプテン:金田裕孝

ライフジャケットの着用義務化拡大

ライフジャケット着用義務化国土交通省は関係法令を改正し、平成30年2月からすべての小型船舶の乗船者にライフジャケットの着用を義務化します。着用するライフジャケットは国の型式認定品(桜マーク品)に限りますが、私たちディンギーセイラーには以下の適用除外があります。

  • ディンギーは法律で言う小型船舶に当たらないから型式認定品のライフジャケットを着用する必要がない。
  • 従来通りJSAFが定める浮力があるライフジャケットの着用義務は帆走指示書による。

更にJSAFの働きかけで次のような内容も盛り込まれました。

  • JSAF加盟団体が主催するレースでは、運営艇(小型船舶)の乗船者も型式認定品のライフジャケットを着用しなくてもよい。従来通りJSAF規定の浮力があるライフジャケット着用でOK。

国土交通省ホームページ

追伸
上記画像をクリックすると確認できますが、モデルの方が着用しているライフジャケットの右側にボンベ以外にも何かが入っているように見えますが、何でしょうかね?コメントはこちらへ。