三保ミッドウインター2021 レポート

日時:2021年1月16,17日
会場:静岡市清水区 三保真崎海岸
報告:本部事務局 弥久保

コロナ禍のなか開催が危ぶまれましたが、三保フリートの皆さんが万全なコロナ対策を実施し、シングルハンドクラス17隻、OPクラス3隻、モスクラス5隻の計25隻で無事開催されました。
16日は西寄りの風5-8mオーバー! 細かい振れとブローが突然やってくるので選手には風速以上の圧力が加わるようで第1レースの1マーク付近は一時沈艇が続出
しかし2レース目以降は選手も海面に慣れ、冬の三保の海を堪能した!?
1レース所要時間20分余りのレースをこの日だけで5レース実施!
トップ争いはレーザーSTD斎藤匠選手と地元三保Fのシーホッパー山本浩資選手の争い
4レース目まで僅差でトップフィニッシュを譲っていたが、最終5レース目見事トップフィニッシュを飾った山本選手の走りは印象に残りました。

夜の恒例水族館大水槽前のレセプションは中止し、それぞれ宿へ。
浜名湖Fの望月、齋藤さん二人は艇庫横駐車場でオートキャンプ(車の中で寝る)
案外寒くなかったとのこと。
最終17日は地元セーラーの予想に反して朝から北寄りのよい風が吹いている
最後の1レース、風速6-8mのなかMRクラスで出場している三保F70うん歳の浅井さん、強豪を従え1マークを回航する姿は力強いものがありました!
60歳以上の選手は積極的にMRセールでも練習しよう!

シーホッパー全日本オープンレースレポート

日程: 10月17(土) 18(日)
会場: 静岡県浜松市 浜名湖 三ケ日青年の家
参加艇数: シーホッパーSTDクラス 13隻  SRクラス 4艇

 当初シーホッパー全日本選手権は三重県津ヨットハーバーで開催予定だったが、コロナの影響で三重プレ国体が中止になったことにともない三重県での開催は断念し、今年は浜名湖開催、さらに参加者の人数も読めない為JSAF公認の全日本選手権とはせず、全日本オープン選手権と名称を変え開催しました。

・17日 レース初日 朝から小雨、西寄りの風1-3m
 大会初の試みとして、第1レースは浜名湖唯一の島、つぶて島回航ロングレースを実施
 島周りは予想外に楽しかったらしく来年もやって欲しいと言われました。
 ちなみに九冨理事長はつぶて島へオンザロックしてしまった・・。
 初のつぶて島廻航レーストップは昨年の覇者金田選手
 本日の第2レースはトライアングルコースを設定し、何とか2レース成立しました。

・18日 雨は上がったけど相変わらずの微風 西寄りの風1-3m
 今年の浜名湖は本当に吹かない。
 風待ちをしてなんとか1レース成立
 STDクラス優勝は2-1-1とまとめた杉山武靖選手
 SRクラス優勝は1-1-1と断トツの松永至央選手
 いずれのクラスもマスターズ以上の年齢の人が大半で、若手の掘り起こしを
 あらためて考えていきたいと思います。
 来年の全日本は5月29,30日、浜名湖開催を第1案として検討しています。
 皆さん楽しいつぶて島廻航レースへ是非来てください!

シーホッパー協会事務局 弥久保金恵

シーホッパー全日本オープンレース開催

2020全日本オープン
成績表
↑成績表(画像クリックで大きくなります)

レース公示
エントリーリスト

日程: 10月16日(金)13:00  運営スタッフ集合 大会準備 受付
    10月17日(土) 8:30~ 受付開始
              9:30  開会式
             11:00  第1レーススタート予定
                    つぶて島廻航ロングレースを予定
             18:00  親睦パーティ 青年の家

    10月18日(日)10:15~ 第2、3レース予定
             15:00  閉会式

会場: 静岡県浜松市北区 県立三ケ日青年の家
    宿泊は一部屋に少人数泊まれるよう確保しています。
    大浴場付き、格安!
    青年の家ホームページ  http://mikkabi-mfp.jp/ 

参加資格: シーホッパー協会会員 *今年度はJSAF会員資格を問わない

ドイツからの問い合わせ

ニッカポッカ職人

先日、ドイツでシーホッパーに乗っているFrankさんから問い合わせがありました。このホームページは日本語でしか表示されないにもかかわらず、このFrankさんは問い合わせフォームにすべての情報を間違いなく入力していましたので少し驚きました。

問い合わせ内容は、使っているセールがくたびれてきたから、セールを新調したいので注文先を教えて欲しいこと。それとセールの計測値を提供して欲しいということでした。当協会よりもビルダーに対応してもらうべき内容と判断し、この件はヤマハの前田さんにお任せしました。

最終的にFrankさんは提供された計測値をもとに地元セールメーカーに製造を依頼することにしたようです。前田さんによりますと40年程前シーホッパーをライセンス生産していたオランダのアマグラス社が製造した艇(マーク1)であろうということでした。

Frankさんがセールを新調してまで乗り続けようとしたシーホッパーを空想してみましたが、そこで思い浮かんだのは40年経っても乗れる艇を製造したアマグラス社の職人さんの顔(シワシワ顔にあごひげ)でした。
何年か前、三ヶ日青年の家での全日本で優勝した杉山さんが「シーホッパーは乗りやすくて丈夫な船だ。」と言っていたことを思い出しました。シーホッパーはビルダーは違っても丈夫に出来上がる船なのかもしれません。

三保ミッドウインターレースレポート

2020年1月18.19日
静岡市清水区 三保真崎海岸
成績表


【 18日 】
参加クラスはシーホッパー、レーザー OP、RSクラス、モスの計36隻
太平洋岸を通る低気圧のため朝から雨
私がレース委員長をやっている頃の記憶でも雨のミッドウインターは初めて?
しかし風は北東の風4〜8m、三保特有の振れもあまりなく1レース25分くらいとはいえ初日5レース実施!!
上がってきた選手はへとへと、岸から浜まで上げる体力も使い果たしていた。

夕方から恒例の東海大学水族館大水槽前でのパーティ
今年は食事もグレードUP、さらに差し入れのお酒、ワインが美味かった!

【 19日 】
朝から晴れ、風は前日と同じ北東の風の中最終1レース+SP1レースの計2レース実施
例年午前中は吹かないので表彰式も遅れ気味だったけど、今年は順調に終了。

2日目は三保ミッドウインターらしく世界遺産の三保松原越しに富士山を眺めながらレース
陸に上がれば暖かく、遠征組はレースにパーティに大好評!
シングルハンダークラス優勝は初参戦のRSクラスの中尾選手、準優勝はシーホッパーの水野本選手
ちなみにSR,LRクラスではLRで参加した水野三喜奥様が3位、ジャンケン大会も含めて家族で賞品を独り占めしていた。
皆さん来年はシーホッパークラスの参戦待ってるぞー!

事務局 弥久保

岡山 鷲羽SCの魔改造

鷲羽SC松香さんからいただいたメールの一部転載です↓
 本当に初回(2020.1.4)の帆走だったので、変なヘルムが出ないか?、風をはらんだ瞬間にマストが折れないか?、穴をあけたところからセールがビリビリ破れはしないか?、何十年も駐車場に転がって緑の苔まみれだった船体は大丈夫なのか?というより、そもそも浮くのか??というレベルの心配をしていたため、無事に走り出した瞬間に歓喜の声を発してしまいました。

我らのメカニック達は、次はトラピーズを付ける悪だくみを構想中らしいです。