2023全日本優勝者レポート

<全日本レポート:SH(水野本)、SR(水野三喜)>
今回の遠征は昨年度の全日本が終わった瞬間にすでに決定しておりました。シーホッパー級三連覇に挑戦するためです。事前の整備や練習をできる限りして、準備万端で臨みました。

一方、SRは4年ぶりに全日本参戦です。遠征に2艇持っていこうか1艇はチャーターしようか、まずはそこから悩みが始まりました。旅程の検討から始めて結局1艇はチャーターすることになりました。

高松でのレースは初めてで、潮が強いというのは昔から聞いていましたが、ここまでかと思うくらいの潮の強さでした。更に大会当日は大潮で干満の差が一番大きい時期=潮の流れが一番速いという、中々ないタイミングです。
と、本番レースの前のトライアルレースには出ず、初めての香川を観光し、レース前日は香川を満喫した水野家でした笑。

レース初日
風は意外にも北西で白波も少し見える。(実際は強い潮で波が立って見えるだけだったが)
満潮は11時前に迎え、そこから引き潮。潮のことも頭に入れてレースに臨みました。
☆第1レース
SH:そこまで潮は強くなく感じ、私はスタートが悪く、埋もれてスタート。
ただ上マークを回る時には、いつもの感覚でレイラインに乗せたと思ってマーク回航アプローチに入ると、どんどん下に流されて、それが集団となっているので、まるで地獄絵図でした。3回アプローチしているうちに真ん中付近の順位となってしまい、2回目の上マークアプローチでは、10艇身くらいオーバーでいっても、それでも回ることができず、やり直して回れました。なんとか追い上げて5着でした。
SR:SHとスタートラインは同じだが艇数が少ないため、スタートの自由度が高く、ラインの見極めさえキチンとできれば誰でもいい風を受けて走れるスタート
しかし、SH同様マークアプローチになると強い潮流が邪魔をしてなかなか回航ができない。風の強弱も影響しマークタッチをしながらの回航。各艇は割と離れ気味なのにマークの度に順位が入れ替わりながらも結局2位フィニッシュ。
☆第2レース
SH:潮のセオリーとして流れてくる方向にまず向かう。それを実行。ヘッダーの風がきてもそれでも左海面へ突っ込む。すごくタックしたいけど我慢してエンド近くまで伸ばし、大きいヘッダーがきたら返してアプローチへ。
潮が左目から右の流れなので、極端にスターボード艇のスピードが遅い。なので、普通ならミートする距離なのが、ポート艇が前を切れるという、スターボード艇に対しては優越感のあるシーンが多々ありました。周囲は地元選手しかいない中で戦うことができたため、2着。
SR:全体的に低めのスタートラインだったのでジャストでスタートした私は頭一つ抜けて走り始めました。が、スピードがない。全然ない。全くない。マーク回航するたびに順位が下がっていく。そして、どんどん風が落ちて・・・なんとDNF・・・。

ここで昼休憩となり着艇
だが、SRをまず船台に乗せられない。乗せても二人で上げられない。ドレンプラグを開けるとたった2レースでこんなにはいるのか?というくらい海水がたっぷり入っていました。なんとチャーター艇のセンターケース部分に穴が開いているではありませんか!艇を立ててあらかた水を抜いたところでいろんな方に修理道具を借りながら応急処置を施しました。
その後潮止まりとなる15時過ぎスタート予定で、再度出艇。

再び海上に出てスタートシークエンスを開始しましたが、AP旗掲揚。しばらく待機するも中々風が安定せず、次第にドス黒い雲も向かってきて、前日のように大荒れが想定された為、AP+A旗でハーバーバックし、初日のレースは終了。
終わってみると、すべてのクラスで上位は高松でやっている高校生や高松出身の選手。地元選手が有利な海面だということが鮮明に出た初日の結果となりました。

初日の夜は、ハーバー2階にて恒例の山本氏の名物司会によるレセプション。
うどん最高でした!!各々楽しんで最高の時間となりました。

レース最終日
白波が立っています。どうやら前日のように潮の影響ではなく、本当に吹いている模様。初日2レースしか消化できなかったので、運営側はリミット時刻を延ばし、短めのコースにして全て消化する気満々でした。
SH:初日よりも風がある為、最初は潮の流れを意識していましたが、風の振れを重視する作戦にチェンジし、風重視となれば余計なことを考えなくて済むので、1-4-8-1と少し崩しながらも順位をまとめられました。
そして、最終結果が出ると、2位と12点差で優勝でき、3連覇できました。
今まで3連覇は第30〜32回で藤川さんが達成されている為、自分で2人目です。
そして4連覇は誰もまだいません。
ですので、来年の浜名湖開催の全日本では、前人未到の4連覇を目指します!!

SR:前日すでに英語がついており、もう順位ではなく自分の力を発揮するのみでした。風の強弱が激しく弱いときは本当に弱いので前半は潮流を意識したコースを取りましたが、第5・6レースあたりは強めの風になりSRだと、ブローに対処できていたかどうかが順位に大きく影響していました。ただ、自分の練習不足も露呈するシーンも数多くみられましたがなんとか1-1-1-2と好スコアでまとめることができました。が、今回はカットなし!ただ、
前日の上位陣も安定していたわけではないので、どこまで順位が上がったのか楽しみでした。表彰式で優勝が分かった時には本当にうれしかったです

最後に、シーホッパーが国体種目から外れて10年近くになります。一時は全日本参加者は激減しましたが、近年また参加者が増えてきているというのは良い傾向です。シーホッパーは本当に乗りやすいヨットです。体力がなくてもある程度技術でカバーできますし、ゲストも乗せ易いですし、システムもシンプルです。それでも時代の流れもあり、もっと力が無い人でも乗れたり、スピードが出るようになったりと、新しい試みは必要だと思います。何が正しいかは分かりませんが、もっとシーホッパーが面白くなるように、シーホッパー乗りの皆で考えて、盛り上げていきましょう!!
因みに、個人的にはシーホッパーにフォイルを付けて、アビーム一直線のスピード勝負とか面白そうだなと笑。

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